
例えば
「否定される恐怖」
「暴力を振るわれる恐怖」
それは長い間
私を苦しめてきたものでした。
正直に言うと
他人と接するのが
ずっと怖くて苦痛でした。
ふとしたきっかけで
緊張で固まり動けなくなったり。
でもその恐怖があったから
「どう伝えれば分かってもらえるか」
を必死で考え続けました。
気づけばそれは
「表現力」という
今の自分の仕事に
欠かせない能力の
1つになっていました。
「他人の目が気になる恐怖」
「また裏切られるという恐怖」
何気ない会話で
真冬でも惨めなくらい
顔から汗が吹き出しました。
異性と目を合わせるだけで
頭の中が真っ白になりました。
でもその恐怖は
「観察力と洞察力」を磨く
のっぴきならない理由を
私にくれました。
どちらも今の仕事に
欠かせない能力です。
それらに気がついたとき
過去の出来事への愛と感謝と共に
私の目からは大粒の涙がこぼれました。
いくつも、いくつもこぼれ続けました。
一番消したいものの中に
一番の宝物が隠れているとしたら。
その苦しみは
本当に「悪い」ものでしょうか。
恐怖は本当に「悪い」もの?

