カウンセリングや
ヒーリングなどで
とても大事な要素になり得る
「ゆるし」というものについての
1つの考察として書きました。
「赦し」:罪や過ちを咎めないこと。
この「赦し」は
「正しさ」や「正解」という前提があって
それとは相反するものに対して
「責めない」ことがこの「赦し」の特徴
と言えるかもしれません。
これを陰陽統合的視点で見てみると
過ちや罪や失敗はすべて
社会通念上の決め事で
(人間の頭の中にしか存在し得ない、
ゲームのルールのようなもので)
時代や文化背景が変われば
真逆になったりするものも
珍しくもありません。
例えば「死」という
現代社会では目を背けられるような対象も
種・生命としてみれば
淘汰と適応と自然の摂理の一部です。
もしそうならやはり
人間万事塞翁が馬なのかもしれません。
本質的な意味で
正しさも過ちも存在しないなら
赦されるべき人も赦されるべき行為も
存在しないのかもしれませんね。
(犯罪やそれに準ずる行為を擁護・助長する意図はありません)
「許し」:認めること、許可すること。
一方の「許し」は
心理学などでも幸せに生きる上でも
大切な概念とされています。
特に自分の中にある
「こうあるべき」といった
抵抗感と向き合い手放していくプロセスを
「許し」と呼ぶこともあります。
その結果として
他者や自分のありのままを
受け入れ認めることにつながります。
それにより
自己肯定感の向上や
人間関係の改善が促進され
心に安心感と安定感が生まれます。
その安心感と安定感が
副交感神経を優位にし
心拍や血圧を安定させ
様々なホルモンバランスや
免疫系や自己治癒能力を最適化します。
許し効果って、すごいですよね。
そしてゆくゆくは
自分の中の善も悪も誇りも恥も
酸いも甘いも長所も短所も
すべての要素をありのまま受け入れて
愛していくこと。
それが
この地球に生まれた私たちに
用意されたゲームなのかもしれません。
光と陰の濃淡
愛着と憎悪の強弱
喜びと悲しみの増減
すべてに愛を見出すための壮大なゲーム。
それが人生なのかもしれません。
「聴し」:心から聴き、受け入れること。
「聞く」よりも「聴く」ほうが
前のめりで丁寧な気がします。
聴く、とはつまり耳を傾けること。
耳を傾ける、とはつまり意識を向けて
心を傾けて聴くということ。
人は「聴く」ことを通して
相手を受け入れることができます。
傾聴といったりもします。
セッションでも
傾聴がある程度の
癒しに繋がる段階というのがあります。
愚痴を聞いてもらえたら
スッキリします。
自分の話を否定することなく
丁寧に聞いて肯定してもらえると
理解されて受け入れられたと感じるから
安心します。
理解してもらいたい
肯定してもらいたい
話を聞いてもらいたい
と思うのは自然な欲求だから。
「聴く」ことは
コミュニケーションの真髄かもしれません。
会話に夢中な時には「どう返事しようか」と
考えながら相手の話を聞いていたりします。
心理セラピストとして
より丁寧に相手の音を
「聴く」ことを心がけてみたいです。
そしてより丁寧に自分の音を
「聴す」ことを心がけてみたいです。

